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鉄コレ 名鉄3730系 [車輌工作]

 鉄コレというのが出ていて、いかにもスポット生産品の強みである
ワケのわからない車輌が安価で手に入るというのは、うっすらと知ってはいたのですが、
いかんせん鉄コレは「線が太い」ような印象でしたし
安価に手に入れば絶対ズルズル買ってしまうだろうと自制していました。
ところが家電量販店で大量に売れ残っているのを見て
「一丁手を入れてみるか」とポイントで購入。
車輌は増備しないと決めてたんですけどねぇ…

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 てなわけで鉄コレ 名鉄3730系です。
やはり鉄道模型が売れるか否かは「当地」が重要なファクターなんですね。
名古屋とは縁もゆかりもない地域なので、名鉄(しかも旧塗装)は山積みになってました。
名古屋の方ごめんなさい。
僕も
「何だこの阪神の出来損ないみたいな色の西の顔の電車は」
くらいの気持で買いました。上画像では右が(ほぼ)素の状態、左がウエザリング後です。

 失敗しても痛くない(←とても恐ろしい響きですね)ので、車輌工作の種車になってます。
非常に残念な出来のパンタはさっさとKATOのPS16Bに換装、鉄コレ動力を入れて動力化し、
銀河モデルの乗務員ステップを二液接着剤でボディ側に付けてしまいました。
そしてとうとうウエザリング。
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こんな感じの水垢と錆だらけの小編成の電車が、田舎の風景の中をトコトコ走る姿が大好きなので
少なくとも屋根周りの鉄粉錆は外せません。

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 使う資材はいつものポスカとガンダムマーカー。
エアブラシとかもいいとは思うんですけど、使う環境が限られるのでこれ一本で行きます。

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 地方私鉄の電車は、パンタグラフから発生した鉄粉が屋根に降り積もり
真っ赤に焼けています。少なくとも僕が小学生くらいまではそうでした。
屋根にポスカを点描の要領で注した後、
アフロになった綿棒でやさしく広げていって錆を表現します。
架線の下は屋根が見えなくなるくらいに。
 ベンチレーターからは雨だれが発生するので、黒塗料を流して表現。
雨どいは錆やら何やらいろんな物がまとわり付くので、
様々な色を付けてはふき取りしています。
 3730系くらいだとブレーキも大量の鉄粉を巻き上げるでしょうから、
妻面にもポスカを注して錆表現。

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 側面は黒を中心に、流しては拭き取りを繰り返して水垢を書いてありますが、
もっと「屋根に向かって赤くなっていく」ようにしたいですね。
 床下機器はプラ成型色だったので、アクリルで油汚れっぽい色にしました。
しかしやはり軟質プラは塗料との相性が極端に悪いようです。
ちなみに、アーノルトカプラーは尻尾を詰めて連結間隔を狭めてあります。


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古民家再生 その2 [ハラクマ地所]

 多分実際の古民家再生作業と間違えて来られる方が多いと思うこの記事ですが、
相変わらずスケールは1/150です…
最も大掛かりな作業、「屋根の葺き替え」を行いました。

作業条件としては
①メンテナンス・将来の電化・気が変わった時に備え、取り外し可能。
②内部構造はそこまで忠実にはこだわらない。
③製作時の作業性、完成時の強度優先。
としました。

なわけで、とりあえず
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2mmの角材を組み合わせて棟上を行います。
強度を考慮し、簡単なホゾ組みで組み上げてあります。
棟木はそのまま露出させる予定。

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骨組みに0.5mmの厚紙を貼り付け、屋根を組みます。
ケントを貼った時の裏打ちとして、仕上がりの美しさと強度を両立させる狙い。
骨と厚紙の接合部はボンドでガチガチに固めました。

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屋根外板はケント紙を使用。画像では凧のようになっていますが、
できるだけ細く切り出したケント紙を5mm間隔で貼り付けていき、
屋根のディテールを付けています。この作業が最も面倒。

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ディテールを付け終えたら、厚紙部にボンドを薄く延ばして塗り、
空気が入らないようにしっかり押さえながら外板を貼り付けます。
ちょっと屋根が歪んでしまいましたが、まぁ許容範囲内(修正可能)。
最後に棟木の上に山折りにしたケントを貼り付け、鬼瓦を配して作業は終了。

10072704.JPG
アクリルガッシュで錆止め色にベタ塗り。
フィニッシュは半ツヤかツヤ消しかで悩む所ですが、
下の家本体の仕上がりを見て決めることにしました。

 これでまぁ、とりあえずは他のストラクチャと並べて違和感ない程度にまとまったと思います。
気が向いたら茅葺に戻せるし、一石二鳥の家になりました。
次は再び波トタンの出番です。


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物置のすみか [その他造形]

 波トタン建築の習作として造った農機具倉庫ですが、
保管用タッパーに入れて置いておいても、どうせ壊してしまうだろうということで
ベース構築の習作も兼ねベースに居座ってもらう事にしました。

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プロトタイプは農機具倉庫ですが、作例では海沿いに行って頂きます。
倉庫も若干戸惑い気味です。
ベースは作業性のクソ悪い発泡スチロール、石垣はGM、地面着色はグレインペイント。

 海沿いのこういう傾きかけの漁具倉庫って個人的に好きなんですよね。
中でいろんな意味で怪しい事が起こっていそうで。いろんな意味で。(←重要ポイント。)
具体的には三島由紀夫の潮騒みたいな。あ、言っちゃった。

 ハラクマ地所代表取締役、ムッシュ・原熊氏は
「自然だけの風景を造るとどうしても飽きるからねぇ」
と言っていましたが、確かに。
木の枝を張るにしろ、地衣類や下草を撒くにしろ、
それらの気持になってやっているとそれなりに面白いんですが、
やはり人工物はその配置や使用状況など、
「人間」の気持になってストーリーを組み立てていく作業が不可欠で、
その面白さは木や草の気持ちになるのとは別次元です。

10071801.JPG
特に面白いのはこうした小物配置。
 魚網は合成繊維でできた三角ティーバッグの網。
目が1/150ジャストサイズで、フェンスなど今後の活躍が超期待されるうちのホープです。
魚網にするにはコシが強すぎるのが難点か。
0.5mmのエバグリ角材を浮きに見立て、タミヤセメントで接着しています。
ボンドでもスチロール接着剤でも一応接着できるようです。満足。
 倉庫の軒下に畳んで置いてあるのは、古式ゆかしい紙のティーバッグ
立てかけてあるのはティーバッグに付いている木綿の糸です。
ティーバッグは使用後カテキンが回って、いい具合の色と固さになりますし、
中の茶殻はパウダーに使えるので、結構利用価値がある廃材だと思います。

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 裏側。得体の知れない缶が放置されています。
材料は1mmエバグリ角材にアルミシートを巻き付け、輪切りにしたもの。
角材のサイズを変えると一斗缶も作ることができます。

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 駐車場の反対側。ここにも得体の知れないドラム缶。
辛うじて赤い缶だったと判るこのドラム缶、
上に乗っているトタンの蓋を開けると、絶対澱んだ緑色の水が入っているはずです。

 ちなみに、この敷地、非常に狭小です。どのくらいかというと
10071804.JPG
このくらい。
親戚一同で持っていた番屋を潰して駐車場にしたって感じでしょうか。
駐車場の有効台数は軽限定2台。
常に切り返しのスペースを作っておかないと最悪出られなくなるステキ仕様です。
親戚一同で使ってるなら、多分夜帰ってくる勤め人のマークⅡだとかファミリーカーだとか
いかにもな車が夜になると坂道に停まる事になると思います。


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目に悪い仕事 [その他造形]

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 こんな物を作りました。またもや下総鉄道工事中!さんの受け売りですが、
φ0.2mmの真鍮線を並べ、ハンダでつなげたものです。
どうもフラックスでヒタヒタにすると調子いいです。あとは慣れですね。
これを組むのに5時間。終ったらテレビの字幕が読めませんでした。

 なぜこんな物を作ったかというと、現在進行中のプロジェクトには直接関係ないものの、
後々使い出があるからです。例えば
10071501.JPGこんなの
を作る時とか。
帰り道にある農機具倉庫ですが、この辺りの新陳代謝も活発になってきたので早急に取材。
設置された看板さえ取り込んで貪欲に歳を重ねています。

 早速小屋組み。0.5mm及び1mmのエバグリ棒。
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プラ棒はコストが高くもったいないのであまり使いたくないんですが、
どうも小口の木材が調達できないので今回は仕方なく使いました。
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素人施工(失礼)なのでサクっと組みあがります。当然相棒は農協トラック。

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色を塗ったら…

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いよいよ奴の出番です。アルミ箔を乗せて綿棒でディテールを転写。
塗料の乗りを考えて、半ツヤのほうを表にしてますが、実際の所どうでしょう。

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瞬間接着剤でペタペタ貼っていきます。ちゃんとした建物じゃないんでおおまかに。
貼る前にデザインナイフで引っ掻いてダメージ表現もしておきます。

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塗装はアクリルガッシュで筆塗りとしました。
ただ塗料の濃度が高いと容易にデイテールが潰れますね。これは要注意です。
乾いたらパステルと茶色で楽しいウエザリングタイム。


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受託物件 その3 [その他造形]

 礼拝堂(地中海岸風)が完成しました。作業時間6時間。
実はフルスクラッチの1/150ストラクチャでマトモに完成した初の作例だったりします。

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 マツダのデミオと比べるとこのくらいの大きさ。
ちょっとした物置とか、危険物庫なんかと同じような規模ですね。
 出入り口は「かがんで入る」サイズ。
じりじり暑い田舎道を歩いていて、小さい礼拝堂を見つけかがんで入ってみるとヒンヤリ心地よく、
祭壇には花が供えてあって、ロウソクが二・三本揺れている、というイメージです。
少雨地域+ド田舎+金目の物がないという設定で、解放状態としています。
少雨地域でこんなでっかい角材を使うとしたら、そもそもマトモな木がないでしょうから
土地の人達の信仰心がうかがえます(^^;)

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 パテが巧く乗った面は、他の面に比べ冗長な印象になってしまったので
色のアクセントも兼ねて草を這わせています。背面の枯れ草はコーヒー袋の麻をほぐした物。

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 こちらはパテ盛りに手こずった面。大幅にはみ出した部分はヤスリで削りましたが、
切り出しの際の鋸のツールマークのようになっていい感じです。
 屋根は前述の通り2mmエバグリ棒削り出し。実寸30cmの瓦でも違和感ありませんね…
塗装は三菱ポスカ(茶)をベタ塗り後、焼成の違いを表現するため
SAMのカラーマスターを何色か注しました。

小物用キャニスターに梱包されいよいよドナドナとなります。


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受託物件 その2 [その他造形]

 重い腰がやっと上がり、受託物件"礼拝堂"の製作を開始しました。
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 まずは厚紙に罫書き。
なぜもっと早く作り始めないのか不思議なほど単純な小屋組みです。
そして入口と通風孔をくり抜きますが、なぜ妻が二つ分あるかというと…
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こうするからです。
通風孔の周りに瞬間接着剤を垂らし、0.3mmの銅線を十字に組みました。
キリスト教系の建築物によくある十字のレリーフです。
この後壁は組んでおきます。今回は妻が厚くなったので補強材は無し。

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 祭壇を組みます。
どんな形にしようか迷ったのですが、結局イコンを祀る祭壇にしました。
なんか仏壇にも見えますが、気にしない。5mmの角材と「使える子」厚ケントです。
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安置しました。祭壇の上にチラリと見えるレリーフがいい感じ。
ただし、ベースに置くと地形によっては完全に見えなくなります。

 ここまでで下準備が完了。次は壁を塗ります。
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コンクリートの蔵だった小屋が…
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石積みもしくは塗りの壁に変身。
セメダインの木パテ(タモ)を使用しました。
このパテ、下総鉄道工事中!さまで大絶賛だったのですが、
よからぬ噂どおり中身が有機溶剤系に変わってしまい、
水で伸ばす事ができなくなってしまいました。
乾くのがかなり速く、乾き始めてしまうと紙への接着性と加工性が極端に低下します。
 画像では妻面のほうが、乾燥と格闘しながら盛ったもので、
怪我の功名というか、乾きかけのパテを盛ったほうが「荒く切り出した石灰石」に見えるのですが、
下総鉄道さまで使われていた時のような汎用性はほとんどないように思われます。

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 左官仕事が終ったので瓦葺きなど。瓦は何にするか迷う所です。
特にこういったスペイン瓦のようなカマボコ型の物は、プロジェクト沖縄で大量に使う予定があり
よい資材を探しているのですがなかなか巡り逢いません。
今回も紙を鉄筆で引っかいてみたり、ストローを炙って伸ばしてみたり
様々な試行錯誤をした結果、結局2mmのエバグリ棒を削り出しています。
エバグリ棒には「半円」断面の物もあるのですが、Rが緩く少々イメージとは違います。
2mmというと幅30cmの瓦になりますね。何とも(-_-;)
10070308.JPG
 片面葺き終えました。
礼拝堂自身の建築様式からして、立地的に地中海性気候の場所になると思われるので
軒は浅めにし、ウエザリングも施さない事にしました。
瓦には実験的にガンダムマーカーやその他の顔料系マーカーで色を入れています。
この手のマーカーはそこまで隠蔽力が強くなく、釉薬がかかった瓦の感じになりますね。
10070309.JPG
瓦を軒のほうに寄せてしまったので、棟にスキマが開いてしまいました。
辻褄合わせに2mm角材を置いて、ストローを切った巨大瓦を装着。実に巾60cm(-"-)
ストローには「使える子」三菱ポスカで着色し、遮光します。

残り瓦15枚を残してエバグリ棒が尽きてしまったので、ちょっと休憩。


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