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元凶その2 [プロジェクト-A4-1 通洞]

 線路の周囲には車輌運行に関するものの他、
探してみると驚くほどたくさんの標識類が設置されています。
今回はそうした標識も、できるだけ設置する事にしました。
しかしながらこれらもバラスト施工の妨げに…

結論としては、「標識は後でもいいだろ!」でした。

 最初に設置したのがこれ。逓減区間標。
b_100306.jpg
KATOのDE10の足元に燦然と輝く逓減区間標は
作ってはみたものの超オーバースケールで、早々に撤去。
 余談ながらこのDE10、新品購入時から足回りは標準型で上が寒冷地仕様という、
意味不明の仕様。北海道から身売りされたんか? ホーンもキチンと付属してました。
KATOは最近エラーが多いと聞いていましたが、大丈夫なんでしょうか。
TOMIXに追い上げられて自暴自棄になってませんよね?
 車輌に関しては割と動けばいいというスタンスなんですが、
最初フライホイール装備だと思わないくらい低速も渋かったです。
KATO大丈夫か!?

 初代逓減区間標にかわって、二代目はGM0.5mmプラ棒で製作。
さらに保線用の標識と思われる朱色の看板も置いてみました。
sign_01.jpg
悲しきかな逓減区間標は細すぎるのとその色合いでバラストに埋没しています。
つい1ヶ月ほど前までその存在さえ知らなかったのも無理ないですね。目立たないもん。
sign_02.jpg

以下備忘。
鉄道標識
 設置は後回し。

元凶その1 [プロジェクト-A4-1 通洞]

hana_100302.jpg
 バラスト施工でインジェクターによる苦行を強いる元凶その1。
チョークを見ているうちにハッと思いついてやってみたのがこれ。
野草の草花表現。

 ローカル線に乗っていて、
開けた日当たりのよい線路敷にたくさんの草花が咲いている光景をご覧になった方、
多いと思います。
これを表現するには、緑系以外のターフやフォーリッジが多用されますが、
いかんせん粒子が粗く、繊細な草花のイメージからは程遠い、
ラフレシア並みの花が咲いてしまいます。

そこでチョークの出番ですよ。
チョークならば粒子が細かく、しかも色も赤白黄色青と、まさに草花の色。
しかも混色によってニュアンスを出す事も可能と、
もうこいつは草花の表現をするために生まれたのではないかと
独り倒錯した興奮を抱え屑チョークを持ち帰って試してみました。
hana_02.jpghana_03.jpg
チョークをスプーンで削って、削り粉を日本画用の筆に取り、
固着させたターフにさらにボンド水溶液を筆塗りしておいた場所に
蒔絵の要領で乗せていくと、見事に草花の表現ができます。

 なかなかオススメなんですが、チョークの粉は容易に液体に流されてしまいます。
工程としては最後に持って来ないと、ニスの雨を降らせようものならその場でパー。
 応用例としては、前述の麻繊維の先に盛り付けて菜の花、なんてのも可能。
可能性を感じさせる素材です。
hana_01.jpg

以下備忘。
●チョークによる花表現
 スミレ、フグリ、ノギク程度ならばアリ。

●ターフ
 ターフ施工時はマスク必須(不意に吹き飛ばす)。

苦行 [プロジェクト-A4-1 通洞]

e_100221.jpg
 巷で「苦行」と言われているバラスト施工です。
tipsは色々な所で色々といわれているので簡単に。

 最終的には筆で均した後、スプレー(エアブラシ)で
マットメディウムもしくはつや消しニスをやさしく乗せていくという工法が最強と思われます。
しかしながら、今回の工区ではバラスト施工と並行して
緑化や小物設置を行ってしまったため、今更ニスの雨を降らせるわけにもいきません。
この工区ではインジェクターを使った、まさに苦行のような施工を強いられています。

 ちなみに、今回のモジュールでは
「複線規格の用地に単線が走ってて、外した線路の分余ってるし、
重い貨物がよく通るからバラスト多めで!」
という設定で施工してます。日田彦山線の一本松みたいに。

以下備忘。
●バラスト
TOMIX
 結晶質なのでマットメディウムもしくはつや消しニスによる施工が望ましい。
 バラストは丁寧にふるいにかける。
荒目・中目・細目に分けると後々使い道が広がる(荒目/河原石 細目/駐車場等)。
分けたバラストは目ごとにタッパーにて保存。使う毎にふるいにかけるのが望ましい。

参考値
荒目:拳大~軽自動車タイヤ大
中目:バラスト
細目:駐車場の砂利

荒目と中目の体積比は4:6~5:5。

KATO
未導入。店頭で見た印象では1/150サイズは砂っぽすぎてイマイチ。

メーカー品を購入せずとも白めの砂が手に入ればそれで充分。

 施工時は道床付レールの場合、ローカル線表現なら側面肉付けは不要。
保線がしっかりしている表現ならば枕木上面に被らない程度に肉付けをする。
枕木上面に肉付けが被るとバラスト施工がしんどい。
下端には気を使わないとダメ。バラストが浮いて見えると不自然。

草を塗る [プロジェクト-A4-1 通洞]

 このセクションの時期設定は初夏という事にしているので、
いつまでも薮が枯れているとさびしいですし、
下草が緑なのに薮が冬枯れなのもどうかという事で、背の高い草を塗装します。

 当初は薄~く溶いたアクリルで薄塗りをしてから、濃い緑を先に注す方法で行きましたが…
アクリルはかなり速乾なんですね…しかも薄溶きが甘く、根元まで色が回らず
まるで巨大なニラが立ち並ぶ異様な光景になってしまいました。

 しかも濃い緑を繊維の先に注すと、そこで繊維ごと固着してしまい
濡れた子犬の毛のような哀れな状態に。
kusa_c_02.jpg
なんという事でしょう。
 方針転換です。バーラップの繊維感をどうしても活かしたかったので、
透明水彩の絵の具で染める事にしました。
透明水彩は元々色が出にくいので、気に入った色調になるまで何度も色を注します。
kusa_c_01.jpg
手前、緑が濃いのが塗りなおした側、奥の緑が薄いのが
薮が濃すぎて手が付けられなかったアクリル着色。
画像では奥のほうが実感的に見えますが、見なかったことにします。

 固まってしまった草は、デザインナイフでひたすらとかして繊維一本一本を引き離しました。
さらにピンセットで根元から広げて鼻毛バサミで剪定。
kusa_c_03.jpg
どうにかこうにかリカバリー完了です。
余った絵の具は、コンクリートの土留め部にさっと塗って苔にしてしまいました。

以下備忘。
●草
 草は後のリカバリーを勘案して背の高い状態で施工。
 背が高いものは頭がちょん切れた状態で施工して構わない。後で調整できる。
 ガッシュで着色する場合相当薄めないと発色が不自然。
かつ乾燥後くっついてしまい、処理が煩雑。
冬季表現:そのまま
繁茂期表現:薄めた黄緑+ビリジアン

●アクリルガッシュ
 速乾。仕上がりはマットなので注意。

●水彩絵の具(透明)
 アリ。

「鉄道草」特盛り [プロジェクト-A4-1 通洞]

 よく線路と線路が離れた辺りに密集して生えている背の高い単子葉の草は、
実はススキではなく外来種の植物らしいですね。
明治時代、鉄道の敷設工事に伴って日本全国に広まっていき、
線路敷に生えることから「鉄道草」という俗称で呼ばれていたようです。

 廃トンネル坑門前は除草もあまりされていなく、近付けないほどの叢、
という雰囲気を出したかったので、草をさらに生やします。
 ちなみに、レイアウト製作の信条は「金をかけない」。
画材屋や模型屋に行けばいくらでも材料は買えますが、
今回は部屋に大量にある素材を使用しました。

 単子葉の植生を表現するのに最も適しているのが麻紐。
中でも狙撃手がカモフラージュに使う「バーラップロール」の屑がかなりオールマイティーで、
繊維が細かく、元々オリーブ色に染めてある(というか、ペンキを雑に吹き付けてある)ので
「死にかけのススキ」っぽい風合いです。
FTD_100215.jpg
追加中の状態。

 根元を木工ボンドでまとめて植えていくのですが、この時根元から葉を広げないと、
日本ではあまり見られない類の植物になってしまうので注意が必要。
初回の施工時はまるでネバダ砂漠のような状態になったので、
折に触れてピンセットでほぐして行き、何とか下の状態まで持って行きました。
FT_100221.jpgFU_100221.jpg
ピントが車輌に合っていますが、「激薮」状態になっているのはお分かりかと思います。
別角度から。
y_100221.jpg
横から見たほうが「それらしい」ですね。
やはりスケールモデルは「らしい」というのが重要なファクターで、
草を特盛りにして向こうが見えないほどの激薮を作ってしまうと、
途端に「作り物」臭がしてしまいます。
反対に薮を薄くして向こうに何かが「チラっ」と見えると、俄然本物っぽい。
この場合は予備レールですね。

 作例では穂を作ったときに出た切り屑を地面に撒いて、
下草表現+除草で倒れた草としてあります。
この画像を撮った時はよかったのですが、生きている草はこの後の塗装で大変な事に…

以下備忘。
●麻紐(バーラップ屑)
 使える。乾燥後はひたすらデザインナイフでとかすと
一本一本が分離して幸せな気分に。

恥ずかしながら戻って参りました [プロジェクト-A4-1 通洞]

 金がかかるし体も動かさないし
近くを見続けるから目も悪くなると、
10年ほど前に遠ざかった鉄道模型(Nゲージ)に本格的に復帰して一ヶ月。
10年以上前に練ったマスタープランを元に、セクションを作る事にしました。

FT_100214.jpg

 マスタープランはエンドレスの本線と、バックボードの役割をする深い渓流沿いの山岳支線
+私鉄登山鉄道という欲張り仕様。全部造っていたんでは部屋が幾らあっても足りません。
そこで「一番造りたい所だけ造る」という方針に転換。
手始めに渓流沿いの鉄橋を造る事にし、プロジェクト-2010と名付けます。

 プロジェクト-2010の主な狙いは「レイアウト作成の試行錯誤」。
バラスト施工・地形造成・水面表現・植生表現・ウエザリングと、基本的な事項の練習です。
情景の概要は

「線形改良で放棄されたトンネルと新線の分岐」

我ながらトワイライトな題材を選んだもんですね。
FU_100214.jpg
男の寝床で失礼。
鉄道敷を歩かなければ「辿り着けない」場所を作りたかったのでこんな感じにしました。
レールがTOMIXの茶道床なのが泣かす。
この画像を撮った2月14日時点では植生もまばらですし、バラスト未施工。
何より撮影機材も携帯と、力が入ってません。

以下備忘
●芝シート(KATO)
 相当間引かないと不自然。また色味も不自然なのでアクリルガッシュで着色か。

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