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幹線隧道三本勝負(3) [high線]

 直線区間から眼下に広がるパノラマを楽しんだら、
いよいよ最後の隧道が口を開けているのが見えます。
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笠石が省略されていないのが、なんとも大正の香りですね。

入坑前に坑門をチェック
何やらいろいろな機器が設置されていたようで、
おびただしい数のボルトが突き出しています。
11102301.JPG

さらに、トンネル外にき電線を通していたと思われる架線釣りには、
鉄製の梯子がかけられていて、アプローチ可能。
点検作業用のステップには、巨大なガイシが転がっていました。
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梯子の状態は永年潮風に打たれているナリです。
梯子が崩れた場合、リアルに恐怖を感じる高さから転落します。

いよいよ入坑です。


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入坑後しばらくは、支保工で補強が入っています。
支保工自体が潮風で腐食しているところも多く、落下してきた場合ちょっと困った事に。

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めがねトンネル」の異名の通り、ずらーっと海側壁面に窓がついています。
トンネルというよりロックシェードに近い構造ですね。

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窓の一つに近づいてみると、型枠に使った木材が、しっかりと壁面に転写されていました。
おだやかな海と空に、垂れ下がったツタが効果的で、まるでミュシャの絵のようです。

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窓から外に出られる場所もあります。外壁には、後補の架線釣りが付けられています。
こういう現場合わせの感じ、好きなんですよね。

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残留物はおもにガイシが多いですが、線路と枕木の間に挟むゴムやボルト、
線路のズレ止めや、はてはツルハシなんかも残置されています。
こういうのの回収基準てどうなっているのでしょう??

11102310.JPG
さらに進むと、反対側坑口にはラーメン構造の延伸部があります。
坑口法面にあったステップがトマソンになっていたので、登ってみました。

11102311.JPG
手書きの曲線票、多いなぁ。
このあたりになると、ぐっと近代から現代に近づきますね。

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最後に見たガイシは、半分土に埋もれていました。
陶器は劣化が遅いですから、忘れ去られながらも人の残り香を伝えてくれるでしょう。

11102313.JPG
こんな風景の中、つい40年くらい前までは電車が爆走していたなんて
全く信じられないような静かな散歩道でした。

●独断と偏見による廃線指標
難易度☆★★★★
見所☆☆☆★★
ワクワク度☆☆☆★★
ガッカリ度☆☆★★★
総評
 保線区の専用通路になっていて、隣接する新線の補強工事の真っ最中です(2011年春現在)。
そのために藪に埋没することを免れてはいるものの、訪問時間を間違えると
保線屋さんと鉢合わせすることも十分に考えられます。
また、そこそこ人口密集地から近いので、別の探索チームと鉢合わせすることも。
沿線には思わぬところに列車防護施設があるので、そちらの探索も乙かもしれません。

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